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Artist


RYUJI / メイクアップ&ヘアアーティスト


"ON DISPLAY"

CONCEPT -コンセプト-

―今回の作品のコンセプトは?

色を表現したい、というのが原点にありました。今、世界中で景気も低迷していて不幸な出来事が聞こえてくる事が多いので、今回の作品では〈化粧〉の特性の一つであるカラーを使い華やかでかわいらしい、観ていて思わず微笑んでしまうような楽しい世界を創ろうと思いました。つまり顔をキャンバスにしたポップアート的な表現です。モデルのパーソナリティが感じられる素肌の部分と、カラフルでグラフィカルにデフォルメされた全く異なる2種類の〈化粧〉が同居した顔が真っ白な画面から飛び出ている様な面白さを狙いました。

TECHNIC POINT -テクニックポイント-

―苦労した点、ポイントとなるテクニックは?

まず最初に発想したのが、正面顔のショット。四角いキャンバスの中に楕円型の顔があるので、それに逆らうような横に流れる線があるとグラフィカルで美しいと思いました。そこで肌を白くペイントしてカラーメイクを施した面とモデルのチャームポイントのそばかすのある素肌部分とに分かれた顔に、アクセサリーのような前髪の要素をプラスして一つのデザインにまとめました。これが今回の作品群のキービジュアルとなって、あとの2作品も毛束をアクセサリーの様にデザインし、異なるカラーとシェイプでデフォルメされた顔と組み合わせました。フレッシュな素肌の部分と、デフォルメされた部分とのコントラストを出来るだけ効果的に表現したかったので、化粧をしていない部分はそばかすを生かした生肌の状態です。そのため、いかに素肌をフレッシュに見せられるかがすごく大切なので、メイク前にパックをして肌のコンディションを整えています。

まず、カラフルなモヒカンヘアの作品。このモヒカンは、エクステを使ってつくりました。色をムラに抜いたり全部抜いたりを織り交ぜ、求める色をマニキュアでのせて発色させたものをつなげて一枚の帯状に。それを短く刈り込み、さらにスプレーで汚して、髪になじみやすいテクスチャーを出しました。土台のヘアは、トップのセンターで編み込みをつくり、少しずつすくった毛をこぼしておき、モヒカンをのせてそこになじませていきました。こうすることで、色だけが主張しすぎず、頭の一部としてきれいに融合しています。