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Artist


MICHIRU / メイクアップ&ヘアアーティスト


"ENLIGHTENMENT"

CONCEPT -コンセプト-

インドの花嫁に見た美しき刻印

―今回の作品で表現しようと考えたことは何ですか?

今回は4つのメイクを同じアングルから撮影し、そのメイクのパターンが徐々に変わっていくという〝プロセスメイクアップ〟を試みました。四年前にインドへ旅行したときに目にした花嫁さんの手足に施されたメヒンディーというヘナタトゥー(ボディアート)から着想を得ました。ヘナという植物で体に柄を画いているもので、とてもきれいだなと思い、その模様パターンを軸に作ってみました。

描いたのは花のモチーフ。花びらの枚数は6枚、ドットは種を表していますが、これらは幸福を呼ぶという意味があります。そこで、その部分に光るものを入れてアクセントにしました。顔の表情にもピュアな感じから笑顔というように変化をつけていきました。

TECHNIC POINT -テクニックポイント-

―今回のコンセプトを形作る上で重要なテクニックとは何ですか?

まずはスキントーンを整えるためにパックから始め、しっとりした質感にしてから、3色のコンシーラーで目の周りや口の周りの赤味を消していき、頬などの必要な部分の赤味だけを残してパウダーをのせました。眉はコームで整え、チークにはクリーム状のものを少し足し、唇には艶出しにモイスチャーを塗るだけにして、素肌に見えるように作りました。

基本的にベースメークは同じで白と6色のカラー、黒のペンシルでラインメイクアップを施しています。2カット目は白の単色で花柄の模様パターンを一筆描きのように描き、リキッドの水性の白を濃くしたい部分に足していきました。3カット目はそのモチーフが徐々に赤のグラデーションからオレンジがイエローに、グリーンやブルーがパープルに変わっていくというプリズムカラーで彩っていきました。4カット目にはモノトーンでタトゥー的な感じにするために黒で描いてゴシック的な怖さが出るようにしました。

スタイリング
4つのメイクアップに変化をつけてより効果的に見せていくために、自身で集めたネックレスを用いる。描いたラインの色で作られた雰囲気にあうようにデザインを選んだ。


色のトーンと太さが変わることで、同じモチーフの印象が違って見えてくる。色づかいで同じモデルという個を生かしつつ、それぞれの雰囲気を演出する。